ネットに自分の居場所を作るブログ

孤独な人間が自分の居場所をネットに作ろうと奮闘するブログ。

会社を去っても世界はあった。

現在、有給消化中だ。

会社に行かなくていいという時間は
社畜にはなかなかに辛い。

何故なら「何をしていいか分からない」からだ。

とりあえず、失った健康と増えた体重を戻す為に
公園をウォーキングをしている。

僕はそこで会社だけが世界ではない事を
見つけた。

公園には子供を連れた家族や
車椅子を押しながら談笑する人々
公園を掃除する人もいた。

平和な日常。

ほぼ会社と家しか知らなかった。
会社を辞めた後は、不安に押し潰ぶされそうだ。

しかし、孤独な僕が公園で見つけたのは 
僕が会社を辞めようと辞めまいと
関係なく世界は普通に毎日を過ごしている
という事だった。

太陽の光、鳥の声、怒鳴る必要のない人々。
辞めた後悔もあるが、
今は普通が何よりも恋しい。

金銭の問題は貯金があるのでしばらくは大丈夫だが
また、働かねばならない事は分かっている。

ただ今は世界とのつながりを失わないようにしようと思っている。

退職者の不安。社畜から離れた者の孤独、

ついに有給休暇へと突入した。
辞める時に使える有給休暇。

それと同時に私に不安がやって来た。
ここには、退職者や組織を離れる人の為に
可能な限り心境をつづりたいと思う。

会社を辞める。
そのことは一体どんな意味をもっているのだろうか

単純な雇用契約から離れるというだけではない。
私の内面や所属意識に深く関わっている。

会社という存在は私自身のアイデンティティーと同化しているのだ。

その為、会社を離れる事は内面の不安をもたらす事になる。

不安に潰されない為に、孤独と共にある為に、
このブログは続けていきたい。

退職の不安を冷静に見つめる為に
参考にした本を記録しておく。

自由からの逃走 新版

自由からの逃走 新版

人事が会ってくれない。~私はいつ辞めれる?~

「正式な退職の手続きは来週の月曜日に。」

そう言われてから既に一週間以上。
果たして私が辞める日はいつになるのか?

正式な手続きを行う人事と会えない理由は忙しいからだそうだ。

その忙しい人事に会いに事業とは不釣り合いな
きらびやかなガラス張りの建物へ向かった。

ガラス張りのビルの4階が人事だが、
同じ会社でも私のいる現場の人間はビルに入る事も許されていない。

仕方ないので、入り口の内線電話で要件を伝える。

「退職の件で本日お話しすると伺ったのですが、
 人事部長はおられますか?」

「分かりました。少々お待ち下さい。


「恐れ入ります。部長は只今採用の面接を行っておりまして…。」


どうやら人事部長は
採用の面接には時間を割けるが
退職者には時間を割けないらしい。

ガラス張りの建物を後にしながら私の心は決まった

会社に来るのも、会社の為に働くのも
今週で最後にしよう。
あとは有給を使いきる。

生産がどうなろうが知ったことではない。

会社を辞めてしたい事 ~希望を記録に~

会社を辞めた後でしたいこと。

1.健康を取り戻す
 入社してから20kg以上太った。
 会社で精神と肉体がボロ雑巾のようになった僕
 とにかく心身の健康を取り戻したい。

2.古い友人とご飯
 入社してから友人とも会っていない。  
 壊れた携帯から連絡先を移して、ご飯に行きたい

3.旅
 海外ならエジプト
 国内ならどこでもいい
 とにかく旅に出たい。

4.ブログのカスタマイズ
 未だツイッターと連携ができない。
 とにかく自分の居場所を快適にしたい。

5.部屋の掃除
 汚い。古い会社の資料も捨てたい。

こうしてみると仕事と生活のバランスを失った事が分かる。
まずは失ったものを取り戻そうと思う。

自堕落な僕がどこまでできるかわからないが、
とにかくやってみよう。

月並みな退職者の不安 ~退職までの過ごし方~

会社を辞めるのになぜ会社に行くのか?

退職日までの間は会社に行かねばならない。

辞める時に使える有給は40日。
約2ヶ月は有給を使う計算になる。

つまり7月31日が退職日の私は
今月は会社に行かねばならない事になる。

……。やる気0%

家にいても考える事は退職ばかり、
誰が辞める会社の将来を考えるだろうか。

しかし最低限の信頼関係は果たして行きたいと思う

退職の不安 ~居場所が消える恐怖~

退職まで数週間。

会社という組織を去る不安に潰されぬ様に
今の心境を記録に残す。

僕の退職は噂や連絡でほぼ広まりつつある。

連絡と同時にお決まりの会話となる。

「何で辞めるの?」
「次どうするの?」 
「飲みに行こうや!」

会話をするうちに、僕が会社を去る事が現実味をもってやって来る。

もう彼らと同じ組織にいる事はないのだ。
いつもの通勤路も特別な道に思える。
工場の設備や部品達とも会うことはないだろう。


後悔はないが不安なのは事実だ。
時には自宅や家族よりも長い時間を過ごしてきた。
そこは嫌だったが確かに居場所だった。

その場所を去る。一つの居場所から消える。
これが不安でなく何であろう。

それならば、

これからは不安な状況や、恐怖を自覚しながら、
それらに飲まれる事なく、

自分なりに生きてみようと思う。

会社を辞める ~課長面談編~

辞める意思を口に出したら止まらない。

課長への退職願提出と共に、面談となった。
課長は僕が僕が入社した時の上司でもある。 
そんな課長と落ち着いて会話をするのも
ほぼ10年ぶりといった所だ。

面談は使っていない会議室を借りて行われた。
僕は辞める意思を伝え、課長は仕事や部下への思い
を僕に伝えた。

「ボタンの掛け違い」

僕が感じたのはそんな印象だった。
課長の思いは僕に届いておらず、
僕の思いは課長には届いていなかった。

辞める意思は変わらないが
もし違う時に、違う選択をして、
会社と課長と僕、お互いに少し交流を取れていたら
違う結果になったかもしれないと思った。
まるで、離婚の話し合いようだった。

課長との面談で僕の整理出来ていない気持ちも明らきなった。
ただ一つ確かな事は、辞める事だ。
同僚や職場の先輩達との様々な思いが胸によぎる。

ただ僕は会社に居たくない。
面談は何だったのか、よくわからない。
とにかく僕は会社を辞める。